ガンオタ女のつぶやき(5)~ガンプラ・MS編/前編~
ガンプラ。
モデラーでない人間でさえ意味が通じるこのコトバ。
嘗て黄金期にはデパートに押し寄せた小学生がエスカレーターで将棋倒しになるという事故まで起きた。
現在では当時を知る大人のほかに、いつの時代でも必ず存在するモデラーの血を受け継ぐ人間がフィギュアブームの一貫としてガンプラ文化を支えている。
「趣味はプラモ作り」と公言するとたいていケゲンそうな顔をされるが、「趣味はガンプラ作り」と言うと「オレも昔作ってたよ~」という、比較的穏やかな反応をしてもらえるのだからホント、ガンダムの影響力というのは底知れないものがある。
通常はガンプラというと初代(1st)ガンダムのプラモデルを指すようだが、最近はパーフェクトグレート(1/60)、マスターグレード(MG・1/100)、ハイグレ-ド(HG・1/144)といった種類で売られており、当初の「このキットにシャアはついていません」のようなシロモノは逆に店頭では殆どお目にかからない。
また、当時は1/144スケールを買うのがやっとだった世代が(いい)大人になり、憧れの1/60を手にいれることが出来るようになったのも、こういったシリーズが定着した背景なのであろう。
これらのグレードは既に大まかに塗装がしてあるので、ガンダムカラーをあえてそろえる必要が無い。
勿論塗装をしたほうがよりリアルには出来るが、初心者にはこの上なく親切なつくりである。
たまに玩具屋でパーフェクトグレードを見かけるが、「すごい」のヒトコトで、実際作ってとかそういうレベルではない。
多分私だったら箱のまま飾っておくだけで十分満足だろう。
うちの兄貴は毎年年末に一個MGを買って、一年かけてじっくり作っているようだ(当然塗装もしている)。
ちなみに彼は嘗て幼い私に(自分が作った)RX-78を分解して「(説明書なしで)作ってみろ」と命令した人間である(言われたとおり作ったけど)。
私も勿論1stは大好きなのであるが、如何せん1stのMSは線が少なすぎてプラモを作ると寂しいことこの上ない。
まぁそんなことが全く気にならないほど好きなMSがあれば話は別なのだが、このブログを読んでいる方はご存知の通り私はZ派なので基本Z中心に私個人のプラモ&MS論を述べていこうと思う。
(1)主人公MS
…といえば「Zガンダム(カミーユ機)」、これで決まりである。
変形に弱いワタシ…しかも永野デザインときたらもう目が輝いちゃいますよ★
それに、Zのカラーリングは1stのRX-78のトリコロール(+イエロー)をきちんと継承しているので、どこからどう見ても主人公“らしい”MSといえよう。
正直Mk-Ⅱも好きなのだが、個人的にMk-Ⅱは『ティターンズカラーではお嫌い』ではないので、ティターンズ所属時代のエマ機として判断。
しかし。HGUCのMk-Ⅱは黒っつーよりも濃紺でしょ、指定のガンダムカラーもブルーとグレーだし。
まぁ実際真っ黒に塗っちゃうと何がなんだか分からなくなるので、このぐらいのほうが良いのかもしれない。
ちなみにティターンズバージョンは当初発売されなかったので、ファンにとっては待望のモデルである。
更に1~3号機用にマーキングシールまで用意してあるあたり、バンダイはやることが細かい。
蛇足ではあるが、HGUCの「UC」は「ユニバーサルセンチュリー」、つまり宇宙世紀シリーズのMSのことである(宇宙世紀については「ガンオタ女のつぶやき(1)」をご参照あれ)。
蛇足ではあるがアムロ機について。
本家のRX-78、皆さんぜひお台場で見てくださいっ(平日でも結構混んでいるみたいなので覚悟してね♪)。
Zのディジェは格好悪さ大爆発(ちなみにプラモは再販でしか手に入らないようだ)。
ガンダムタイプ以外でアムロ専用機となったMSはこれが最初で最後(…?)。
逆シャアのνガンダムはまさに「RX-78が進化したら最後はこうなる!」みたいな感じで格好いいです。
トリコロールの青の部分が濃紺になり、赤と黄色がだいぶ少なくなってとってもシックです♪
ちなみにHGUCのνはフィン・ファンネルを装備しても倒れないそうで…凄すぎっ!
アムロ搭乗のガンダム好きの方はRX-78とは別にνも是非作ってもらいたい!
(2)シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)専用MS
シャア専用といえばふつう、王道のシャアザクもしくはジャブローでのズゴックをさすだろう。
ザクは登場シーンのインパクトの強さや実際の搭乗(登場)回数が多いことから「シャアといえばシャアザク」というイメージがついたのだろう。
ズゴックに関してはジャブローでのジムの串刺しシーンがあまりにも有名。
だいたいこのぐらいまでが「シャア>アムロ」というニュータイプ指数であり、以降は徐々に「シャア<アムロ」にとなり、シャア本人も自覚している。
シャア・ファンとしては(アムロよりも)強いシャアのイメージがあるズゴックあたりまでが理想なのだろう。
しかし。
ワタシはあえてロクに働かなかったゲルググを推す。
乱入してきたGファイターをアルティシアが乗っているとも知らずビームナギナタで真っぷたつ!…と思ったら「大佐いけません!」とララァにとめられてしまうシャア…いろんな意味で情けない。
ジオングに関してはそもそも赤じゃないし、完成度80%なんで問題外(『冗談じゃありません』と怒られそうですが)。
ガンプラでもザク・ズゴック・ゲルググをシャア専用でそろえる人はかなり多いが、ジオングだけは作らない人は相当いるだろう(むやみにデカいし、針金で伸びる手が情けない)。
さらに逆シャアのサザビー。
普通に格好いい。
赤っていうよりもエンジに近いイメージがあるね、サザビーは。
MSの格好よさから言ったらサザビーだろう。
なんとなくシナンジュに似ているような気がするが、シナンジュ好きな人はたいていサザビーも好きなようだ。
コクピットは頭部にあり、この辺はリック・ディアスと同じ(そういえばジオングも頭だったな)。
クワトロ・バジーナ機となると、リックディアスと百式。
赤にこだわればリックディアスなのだろうが、途中からアポリーやロベルトまで赤にカラーリングしており、その後地球に残された機体にアムロが乗ってしまった経緯があるので、完全にクワトロ大尉専用機と呼ぶには無理があるだろう。
ただ、これも永野デザインなので個人的にはカナリお気に入り。
そして百式。
個人敵に好きなMSベスト3に入るMSである。
しつこいようだがこれも永野のデザインである。
しかもキンピカ♪
これぞまさしくシャア・アズナブルの精神が形になったようだぁ!
うちの兄貴はこともあろうに百式のカラーを家族に買ってこさせたのだが、間違えて「銀」を買ってきてしまい(←ワタシじゃないぞっ)、結局自分で「金」を買いにいったという間抜けな逸話がある。
兄貴のように自分でガンダムカラーの金を塗れば問題ないが、HGやMGの金色はなーんか違うような気がする。
光らなくてもダメ、光りすぎてもダメ…という微妙な百式カラーは表現しにくいのだろう。
プラモではないが「EXTENDED MS IN ACTION!」シリーズの百式が比較的本物(?)に近い色にみえるが、いかがだろうか。
ちなみにエウーゴ時代の制服(…なのかぁ?)は派手な赤のノースリーブ、パイロットスーツはピンクを着用しているあたり、シャアは根っからの赤好きであることは間違いないようだ。
なんだか予想はしていたけど長々なっちゃいそうなんで、この続きは後日。
アディオス!
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