レッツ パーティ!戦国BASARAな旅(5)~小十郎ゆかりの地編~
白石は伊達政宗の軍師、“竜の右目”の二つ名を持つ片倉小十郎のゆかりの地である。
高速を下ってほどなくして白石IC。
特産(?)のコケシがお出迎えしてくれるが…うーん、仙台に比べるとメチャクチャ寂しいところだ。
ナビを頼りに白石城に向かうが、見事なまでに人が歩いていない。
とりあえず市役所らしき場所に車を置かせてもらう(とくにロープなど張ってないので怒られんだろう)。
少し坂道を歩くとお城が見えてくるが、率直なところ「テーマパークか?」と思われるようなわざとらしいお城である(平成7年に復元されたんだから無理もなかろう)。
城の入口に続く階段が天然石なのだが、微妙に斜めな上に両サイドに柵もない、この上なく危険な階段である(こういう肝心な部分の手抜きの意味がわからない)。
あまりに人が居ないのでタダで入れるのかと思ったがそうは甘くなく、入口手前でチケットをチェックされる(チケットは自動販売機で前もって購入する)。
内部に入ると年配の係員が数人居り、ポストカードなどのグッズを販売しているが特に説明などはなく、挨拶に応える程度で通り過ぎる。
それにしても天守閣に続く階段が急ってもんじゃない、メチャクチャ急勾配!
怖すぎる。スカートで来ちゃ絶対ダメだ。
天守閣にもあまりに人が居ないので座り込んで写真を撮ったりする。
3階しかないので眺めはそれほどでもないが、とりあえず雰囲気は十分味わえる。
白石城は武家屋敷とミュージアム&ショップが併設されており、武家屋敷は「大人の休日」のロケ地にもなった場所である。
武家屋敷には“このときは”行かなかったが、ミュージアム&ショップには当然入った。
ミュージアムといっても非常にこじんまりとしている。
展示物も仙台同様、あまりたいした物はない。
NHKの「独眼竜政宗」のムック本(…のような物)がガラスケース内に展示されているあたり、このミュージアムの質が伺えよう。
また、ここでも片倉小十郎にちなんだハイビジョン映画が上映されるようだが、時間が遅かった為すでに終了していた。
ちなみに、ここのトイレはとってもキレイで歯磨きやら化粧直しやら色々させてもらった。
ショップは、まぁありがちなお土産物屋さんである。
片隅に片倉小十郎グッズがチラホラ、あとは伊達政宗グッズ、あまり関係ないが今っぽく直江兼続やら。
初日に買い損ねた伊達政宗ビールがあったので購入。
ちなみにここではピルスナーがBASARA柄以外に支倉常長バージョンも売っていたので、政宗・小十郎・支倉常長の3本セットで箱に入れてもらった。
初日にBASARA柄だけ買っておいたのが功を奏した。
これで全種類制覇!
ちなみに支倉常長ビールは賞味期限が異常に迫っていた。
ピルスナーはBASARA柄ばっかりが売れて支倉バージョンは売れないのだろう、きっと。
さて、時間も迫ってきたのでBASARAタクシーを捜しに白石駅に向かう。
BASARAタクシーは白石城や駅にいるとネットに書き込まれていたが、実際は白石城はタクシーどころか人もそれほどおらず。
駅前に「小十郎プラザ」が出来たと言うので、それを見るついでに一応駅前でもタクシーを捜してみる。
タクシーはそれなりの台数が待っているが、BASARAタクシーはおらず(実際は3台ほどあるようだ)。
駅に入って観光案内所のお姉さんに尋ねると「いつもならチョコチョコ来るんだけど…。呼びましょうか?」と言ってくれた。
しかし車で来ているのにタクシーを呼ぶのもどうかと思うし、この後「うーめん」が待っているので丁重にお断りする。
一方の「小十郎プラザ」。
白石は戦国BASARAに乗っかる気があるのかないのか分からない。
私が市役所の観光局とかの人間だったらもっと真面目にBASARAに乗っかって歴女子とか腐女子の方々(?!)を呼び込む方法を必死に考えるだろう。
日本のオタク文化をナメちゃいけない。
上手くいけばモノすごい「町おこし」になるはずだ。
なのに「小十郎プラザ」は…この体たらく。
さっきの白石城で売っていたものと全く同じものが揃っているだけ。
強いて言えばアニメイトで売ってるBASARAグッズも少々あったかな。
「BASARA祭」のグッズやゲーム本なんかも置いてあって(←非売品)、白石で行われたお祭りなどのポスターや新聞記事が壁に貼ってある。
ここは市役所かっ!
店員のオバサマも暇そうに掃除などしていた。
さて、気を取り直して「うーめん」である。
「うーめん」は素麺のようなもので(素材は違うが)基本的に温麺、いわゆる「にゅうめん」である。
「うーめんマップ」なるものがあるぐらい、ここ白石はうーめん屋がとても多い。
とはいえ、もう17時近いので予定していたうーめんのハシゴは断念。
仕方ないので「うーめん番所」のみでガマンする。
実はこのうーめん屋さんは武家屋敷同様「大人の休日」のロケ地になったお店なのである。
吉永小百合が食した離れの座敷にはツアーの団体客しか入れないようだ。
客が入っていないときは座敷の見学は出来るようだが、私が行ったときも生憎団体客が占拠しており、お店のオバちゃん「ごめんなさいね~」と断られてしまった。
とりあえず別の場所でうーめんをいただく。
私は温かいの、相方は冷たいうーめんを注文したが、商魂たくましく「小百合御膳」なるセットが用意されていた(吉永小百合が食べたのは別のメニューである)。
味のほうは…にゅうめんを食べたことがある人は分かるだろうが、美味しいとかまずいとかそういうものではないような気がする。
マズくはないし美味しいといえば美味しい部類なのだが、格別「んまい!」と唸るような料理でもあるまい。
まぁこれはこの場所で食べるというイベント自体を楽しむものなんだろう。
さて。
もうラストオーダーに近い時間ではあるが、ここから目と鼻の先に武家屋敷がある事に気付き、急遽徒歩で向かうことにする(車はおきっぱ。ごめんなさい~)。
まさに吉永小百合が佇んでいた武家屋敷、さすがロケに採用されただけのことはある、なんと趣のある風景だろうか。
実際見ると感無量である。
吉永小百合みたく橋の真ん中で佇もうとしたら「入場料を払わないと橋は渡れません」と書いてある(橋を渡ると武家屋敷に入れる)。
フフフ…いいアンバイに武家屋敷の開館時間はとっくに過ぎているので係員は居ない…。
武家屋敷の門扉は閉まっているし、チョットぐらいならいいでしょうと橋の傍らで写真を撮る(「渡って」はいないぞ!)。
そろそろ白石、宮城の旅もラストに近づいてきた。
だいぶ日も傾いてきたが…ここでどうしてこれなんだ?!
「片倉小十郎廟」!
わー!この時間で!?やめようよぉ~!
チキンな私は非常に腰が引けてしまうが、無理矢理相方に引きずられて廟に向かう。
一般の墓地の中にあるんですね。
一番奥ですね。
林の中ですね。
遠目から見ただけで帰ってきました。
スイマセン…。
相方に腰抜けと揶揄されつつラストスポットに向かう。
ミヤコーバス営業所である!!
実は白石市民バス「きゃっするくん」にBASARA柄が登場した。
お披露目当初は観光客向けだったようだが、現在は平日に運行されているという。
今日は日曜日なので当然動いては居ないが「営業所にならあるだろ!」というワケでやってきた。
我ながらよくもまぁ調べ上げたものだ。
場所は小十郎廟から程近い。
バスの営業所なので、それなりに広い敷地なのですぐに発見できた。
車で敷地内に突入して事務所のオジサンに「BASARAバス見たいんですけど!」と告げると、あっさり「どうぞ」と言われた。
私みたいなモノ好き、結構居るのだろうか。
あんまり驚いてなかったし。
BASARA柄のバスはゲームバージョンとアニメバージョンのふたつ。
うーん、やっぱり町おこしに使おうとしないのが理解に苦しむ…。
営業所の営業時間もソロソロ終わりのはずなので、ソソクサと写真を撮って退散。
そのまえに先ほどのオジサンに「記念乗車券とかないですかね~?」ときいたら、「それはないよぉ~」と流石にあきれられた。
イベントの時に記念乗車券が発売されたみたいなんだけど、やっぱり余ってないか。
これで全行程終了。
事前にしっかり調べておいただけあって、強行スケジュールとはいえナカナカ充実した内容であった。
アニメのBASARAは終わってしまったが来年またやるみたいだし。
その頃また火がついて、ゆかりの地に行く気になるかもしれない。
次は…ドコにしましょう?
***おまけ***

今回の戦利品の数々。
伊達の家紋の扇子、ビール、お米、中央にあるのは小十郎烏龍茶である。
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